2023実施「労働衛生コンサルタント」試験問題が公表されました。
安全衛生試験協会のサイトに、今年の過去問(?)が公開されました。
ぼちぼち解いてみたいと思います。
ざっと見て、
労働衛生工学
問1:石綿、CD測定や、保護具の選択等、最近の動向を踏まえて設問ですね。
過去問だけでなく、法令改正の勉強なども必要ということのようです。
問2:騒音・振動の問題で、ちょっと見、例年通りかと。
問3:局所排気装置計算書の計算問題。
上方吸引フードは、目新しいですが、流量Qの式gがあるので、問題なし。
外付けフードがフランジ付き床置きで、
ヒントはフランジなし自由空間の式で求める。
排風機の特性曲線図に書き込むのも例年通り
問4:プッシュプルと空気清浄機
プッシュプルは珍しい問題ですね。
沼野先生の「やさ局排」にも、具体的な設計要件は無かったと記憶しています。
この機会に勉強しておきましょう。
空気清浄機の設計は、昔に出題されていますし、実務上も重要な計算です。
こちらも、この機会に復讐を。
健康管理については、
問1は、かなり化学物質管理寄りで、難しそうです。
問2は、行動災害関連ですので、こちらも、最近の労災動向を反映しています。
問3も、高齢者関連は、ここ数年、出題が多いですね。
問4は、過重労働関連で、最近の出題傾向通り
保健衛生を受けられた方は、問1・問2が、両方とも、難しいので大変だったのではないかと想像しています。
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